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2006年5月14日 (日)

ステイディアム・アーケイディアム

最近、新譜を期待出来るアーティストが個人的にめっきり減っている。自分のアンテナが麻痺してきてるのか・・・。そんな中で新譜が楽しみに出来る数少ないアーテイスト、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが4年振りに満を持して世に出したアルバムが5月10日発売の

ステイディアム・アーケイディアム

Img_0720 1枚目がジュピターサイド、2枚目がマーズサイドに分かれた全28曲の詰まった渾身のアルバムだ。2枚組のアルバムというのは、やはりその内容を理解するのに時間を要す上に、時を経てその評価がかなり変わるケースがあると思う。ストーンズの“メインストリートのならず者”が発売当初の評価が悪かったなんて今では信じられない話ではあるし、ビートルズの“ホワイトアルバム”もビートルズのアルバムの中で実験性の高いものでいくつかのナンバーは今、リリースされても十分に衝撃的な曲が入っていたりする。ガンズの“ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ・Ⅱ”は当時、絶賛を持ってむかえられた気がするが、今振り返ると肥大するアクセル・ローズのエゴに飲み込まれ、バンドが崩壊していくドキュメントを追っていく過程が手に取る様に分かるアルバムとなってしまった。(個人的には、イジーの離脱が大きいと思っている。)

さて、レッチリに話を戻そう。ジョン・フルシャンテというミッシング・ピースが埋まってからのレッチリは、創作上のスランプは少ない様に見受けられる。しかし、前作、「バイ・ザ・ウェイ」での過剰なポップさに個人的にはガッカリさせられた。レッチリの持つファンキーさに惹かれているので・・・、まだ聞き込む回数が足りないので冷静な判断は出来ないが、ファンキーな部分は確実に前作より増えているし、ジョンのギター・ソロも凄い。最初は少し、戸惑っていたが聞いているうちに、1度目より、2度目、2度目より3度目、かなり好印象に変わってきている。   今現在、2006年に発売されたアルバムの中では、一番のロック・アルバムで、昨年のストーンズの「ア・ビガー・バン」の様に、これを抜くアルバムは今年出てこない様な気がする。そして2枚組のこのアルバムの正当な評価というのは、やはり時間が経たないと判断出来ないものなのだろう。

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