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2006年6月24日 (土)

ゼニヤッタ・モンダッタ/ポリス

Photo_2 ゼニヤッタ・モンダッタ・・・凄い響きの言葉である。関西地区の子供がこんな言葉を叫んだら、すぐさまオカンが飛んで来て「あんた、あほみたいな事言いな!」と怒るに違いない・・・何せ自分の住んでいた地域では、どう転んでも「銭やった、揉んだった」、お金を払って揉む行為にしか受け取られないからだ・・・。何でこんな事を書いているのだろう・・・それはある一通のツレ(友達)のメールから始まった。“○☓逮捕されたらしいで猥褻罪で・・・”○☓とは、わしの地元の中学で教師をやっていた男であり、記憶が確かならわしの兄貴の家庭教師をしていたこともある男、そしてメールをくれたツレの担任でもあった男・・・。

事の真相は中学校(母校)に侵入し、現金(計70万)をパクッたらしい。“キャバクラに行く金が欲しかった、お気に入りの娘に会いたかった”もーすっかり脱毛・・いや脱帽である。そんな短絡的な犯行しか出来ない男が人を教育する立場にいたなんて・・・。何故かそのオッサンの顔と思い出すのがこのタイトル。オッサンがキャバクラで“銭やった、揉んだった状態”かは知る由もないが、オープニングナンバーは‘高校教師’2曲目は‘世界は悲しすぎる’5曲目は‘果てしなき妄想’クロージングナンバーは‘もうひとつの終止符’。片田舎の‘中学教師’は‘果てしなき妄想’を重ね、安定した生活・購入した立派な邸宅まで捨て‘もうひとつの終止符’を打った・・・。家族の住む‘世界を悲しすぎる’程変えてしまった男・・・。世界で最高にクールネスを貫き、現実的であり続けようとしたバンド、ポリスを聞いて思う・・・あのオッサンがもう少し現実的であったなら・・・。

P.S このアルバムに収録されている‘ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ’にはナイスすぎる日本語ヴァージョン有り。   

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2006年6月18日 (日)

ゴッドファーザー/オリジナルサウンドトラック

Photo_1 父の日である。2児の子供を持つ親としては、子供からのメッセージカードはやはり何よりの贈り物だ。事実、今朝もらった時は半ベソでした。一番好きといっても過言ではないこの映画のセリフでマーロン・ブランド扮するビトー・コルレオーネはこういう“家庭を大事にしない男は男ではない”と・・・しかしファミリーを守る為、後を継いだ3男マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)はファミリーを守らんが為に自己が崩壊していくという悲劇を綴った一大抒情詩である。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲどれもが名作である。Ⅲで全く別の道を歩む事になる息子にマイケルが幼少時代に息子が描いた絵を渡すシーンがあり(実は監督のコッポラの息子がコッポラを描いた絵)、自分の子供が大きくなった時、是非自分も実行しようと思っている素敵なシーンだ。やはり、父の日なんて特別な日には誰もが知っているニーノ・ロータのこのワルツ・メロディに浸りたくなる。

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2006年6月 9日 (金)

ロックンロール/ジョン・レノン

Photo 今日、6月9日は32年振りにドイツで開催するサッカーのワールドカップの開幕日であることは承知の通りであるが、何といっても69(ロックの日)。そのものずばりのタイトル“ロックンロール/ジョン・レノン”(ベタな展開やで、しかし)、往年のロックンロールのスタンダード・カヴァー集。やはりロックンロール・ナンバーをシャウトする時のジョンの声は格別だ。ジョン・レノンはしばし“愛と平和のみ”で語られる事が少なくないが、ジョンのロックンローラーの側面が強調された好アルバム。個人的にはジョンのソロ・アルバムでは一番好きなアルバムとなった。

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2006年6月 8日 (木)

追悼・ビリー・プレストン

Img6tわしの住んでる某市営住宅、エレベーターがシンドラー社やんけ~。ネットで社長のコメント見たが「全世界で7億5千万人使っている安全性の高いものだ。」と発言したらしい。その驕りが今回の事故に到ったんちゃうんけ~。家も気をつけて、そんなイモみたいなエレベーターには乗らないようにするぜ・・・全く。メタボリック度、全快のわしには健康にもええがな。そんな中、ロック界にも悲しいニュースが・・・「5人目のビートルズ死去」、5人目のビートルズといえば名プロデューサーのジョージ・マーティンを思い浮かべたがよく読むと、キーボディスト ビリー・プレストンが59歳でその生涯を閉じた事を伝えた記事だった。ビリーはゲット・バックあたりからビートルズのレコーディングに参加したファンキーなボーカリスト兼キーボード奏者で、実はビートルズよりも70年代のストーンズの音楽に少なからぬ影響を及ぼした人物でもある。事実、早速ミック・ジャガーからも哀悼のコメントが出ている。参加したアルバムは、1971年「スティッキー・フィンガーズ」~76年「ブラック・アンド・ブルー」まであたりで73年、75年、76年のストーンズのツアーにも同行。73年には自身のバンドで前座出演している。また75年、76年のツアーではストーンズをバックに持ち歌2曲を披露している。それ程、ストーンズに信頼されていたのだろう。そんなビリーの活躍が顕著なアルバムがこの「ブラック・アンドブルー」だ。強烈なファンク・チューン、“ホット・スタッフ”から始まるこのアルバムで、キーボード、コーラス、なんとフォー・ビートのスロー・シャッフル、“メロディ”なる曲でコード進行も考えておりクレジットには「ビリー・プレストンのインスピレーションによる」と記されている。このブログを書きながらiTunesでこのアルバムを聞いている、今ちょうど3度目だ。黒っぽさと都会的な音が融合しているアルバムで不思議と何度聞いても疲れない・・・、メディアに言いたい、ビリー・プレストンは5人目のビートルズなんかじゃなく、ストーンズの70年代に大きく貢献した内の一人なんやで~と。

ビリー・プレストン様 心より冥福をお祈りいたします。

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2006年6月 2日 (金)

ミュージックフロムパワーハウス/KIYOSHIRO&2・3S

Beggers_1近、頭に来る事が多い。その上、駐車違反取締りの民間委託などナンセンスな法令が始まった。駐車違反の取締り業務に従事している警察官を捜査に振り向けるのが狙いだそうだ。しかし、監査員と違反者のルールの認識をめぐるトラブル処理、民間活用で違反車両の発見件数が増えれば、警察の担う業務がむしろ増える可能性があるという。郵便小包車は適用外?民営化するんやったらそっちもちゃんと取り締まらんかい!また、頭にきてるがな・・・そんな時は、清志郎&2・3Sのセカンド・アルバム「ミュージックフロムパワーハウス」を聞く・・・1曲目「FUCK YOU」は最高だ、ビートルズの「I WANT YOU」の逆説的表現か・・・抑制された口調で歌われるこの歌は一度聴くと耳から離れない、また清志郎がこの時期、オープン・チューニングに凝っていたこともあり、フェイセズのような豪快オープン・チューニングナンバーを堪能出来る。「善良な市民」という名曲も入っている。(13年前に発表されたナンバーだが、政治家のレベルはその当時よりひどくなっている。)、ギターの山川のりおの歌う「手紙のうた」、ベースの中曽根章友の「NERVOUS」なんかも実に小気味良い。そして極めつけのクロージング・ナンバーは「死にたくなる」。この曲の中で、清志郎は力強く歌う、“でも死んだらだめ、それは絶対に”と。かつて「君はそのうち死ぬだろう」という曲で逆説的に励まそうとした友人が自殺した清志郎だからこそ、更にフレーズに説得力がある。夕刊を見ると30代の自殺が過去最多になっているらしい、そんな事を考える前に是非聞いて欲しい一枚だ。

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