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2006年7月 4日 (火)

スルー・ザ・パスト・ダークリー/ザ・ローリング・ストーンズ

560_1 日曜日にディズニー/ピクサーの「カーズ」を家族で観た。前評判通り、大人のファンタジー・・・。勝利する事だけが人生における勝者ではないと教えてくれる、とてもいい映画である。子供の頃に親から大金をもらって、株を運用してるガキや公然とガキにギャンブルを教えて“経済活動”などとしたり顔の大人には絶対に思いつかない発想だ。ところで、7月3日は特別な日である。ローリング・ストーンズを創った男、グループ名の名づけ親、ブライアン・ジョーンズの命日である。ミックとキースにグループのイニシアティブを奪われ、最終的にはストーンズから追い出され、その1ヶ月後に自宅のプールで死んでいた。ジミヘンやジャニス、ドアーズのジム・モリソンよりもいち早く夭折したロック・スター。 今年の夏には、“ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男”が公開される。世間一般でいわれるように、確かに作曲能力のなさがコンプレックスとなり泥沼に堕ちていったかもしれないが、卓越した音楽的才能(どんな楽器でも30分もあれば、その楽器をマスター出来たといわれている。)でミックとキースの作る楽曲に彩りを与えてくれていた。

ミックやキースにギターの弾き方を教え

ミックにはハープを、チャックベリー一辺倒のキースにはブルースを教えた男

このアルバムはブライアン・ジョーンズの思い出に捧げられている。

自分はこのアルバムをイギリス盤でもっている、1曲目は“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”だ。この曲はストーンズ史の最重要チューンのひとつである。前のアルバムでビートルズの真似をして失敗をしていて、ストーンズ自体、アイデンティテイの危機を迎えていいたのではなかろうか・・・そして危機的な状況を迎えながらもブルースに立ち返る事で“ベガーズ・バンケット”や“レット・イット・ブリード”のような奇跡的なアルバムが生まれた。ことの他、ブライアンは“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”の原点回帰路線を喜んだとされている。悲しいかな、その2枚のアルバムで貢献度はほとんどなくなっていたが・・・。しかし、チャートで暴れるよりも、大事な物がストーンズミュージックにはあり、それは紛れもなくブルースの継承であった。その原形を作ったのは、間違いなくブライアンの貢献があったからだ。ブルースに戻る、そこに戻る事が出来たストーンズの姿に「カーズ」の主人公の姿が重なる。

ブライアンの墓碑銘には「僕をそんなに厳しく裁かないで下さい」と書かれている。

わしの気持ちとしては、彼のフルートが最高のルビー・チユーズデイの一節を捧げたい

still Im gonna miss you

p.s 7月3日は、中田英寿の引退発表という特別な日にもなった・・・。彼のプレイを楽しみにしていたサッカー・ファンもこのフレーズの気持ちなんやろうな・・・。

  

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