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2006年8月 5日 (土)

新たな時代を生き抜く意志 フラッシュポイント/ローリング・ストーンズ

Photo_5 原油価格の高騰により、レギュラーが140円代に・・・。わしがあの車を買った時は90円代やったのに・・・。やっと、ローンも払い終わったのに・・・。15年前の湾岸戦争以来らしい。その15年前に発売されたのが、このライブアルバム。ミックとキースの奇跡的和解を経て、発表された“スティ-ル・ホイールズ”ツアーの模様を収めている。ちなみにストーンズはこの時(90年2月)、悲願の初来日を果たした。この時、日本はバブル景気真っ只中、何せ10回の東京ドーム公演は全てソールドアウト、チケット、グッズ等の販売でもストーンズツアー最短での2000万ポンドの売り上げを叩き出した。自分も何とかチケットをゲットし、深夜バスに揺られて大阪-東京間を行き来した。このアルバムは、その興奮冷めやらぬ91年4月にリリースされた。それは、ミックの新たな時代を生き抜く意志が強烈に感じられるものとなった。明らかに差し替えられているミックのボーカルパート、そして湾岸戦争への嫌悪を歌った“ハイワイヤー”の収録。この曲はリフといい、リズムといいそのほとんどがミックの手によるものだと容易にわかるようになっている。記憶が正しければ、この当時あの戦争に対して、ここまで歌ったバンドはいなかった。ミックは、新しいストーンズのフォルムを提示するとともに、バンドで歌うことしか出来ない“プア・ボーイ”(ストリート・ファイティングマンの1節)が、アメリカに対して、裸の王様だと告発することに成功した。昨年のアルバム“ア・ビガー・バン”では更に直接的な“スウィート・ネオコン”なるナンバーを発表している。アメリカによるイラクへの武力攻撃・・・この時の大統領は、現ブッシュ大統領の親父。あの親子の行なった蛮行は、時がその正体を明らかにしていくだろう。TVゲームの画面のように、軍事施設を爆撃していく様は戦争が新たなステージで展開されると思われた。この時、“ハイワイヤー”で歌われた、“危険な綱渡り”をやめることなく現在、イラク情勢は混乱を極めておりハリバートンのような米の石油関連会社が巨額な利益を上げている。こんな時代だからこそ、自分のオピニオンをはっきり主張しなければいけない。その主張が大好きな漫画家、小林よしのりにも似て非常に共感できるものであった事が嬉しい。

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