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2006年9月30日 (土)

健さんからの手紙(コメント) 特別編 ローリング・ストーンズ伝説の目撃者たち/山川健一

Photo_18 健さんから手紙(コメント)が届いた・・・。高倉健でも前田健でもなく、僕の場合、健さんと言えば山川健一だ。ブログ「イージー・ゴーイング」(http://ameblo.jp./yamaken/)に返信の期待もせず、コメントを送ってみた。先生に作文を見てもらう感じで・・・。なんとこのブログに訪問してもらった上、コメントまで・・・めっさ感激!。高校の時、本屋で「今日もロック・ステディ」って文庫本のタイトルに惹かれて手にとって以来、健さんは僕のロックンロール・ティーチャーになった。 幸いなことに、健さんのルーディーズ・クラブ、ニュー・ルーディズ・クラブ等の本を通じて様々なアーティストの音楽に興味を持つことが出来た、フェイセズ、ボブ・ディラン、キンクス、ロバート・ジョンソン・・・特にストーンズに関しては色々な人が語り、来日の度にいろんな本が出版されているが山川健一の書くストーンズ本は一番面白い。いろんな本を買ってしまう自分が言うのだから間違いない

何故だろう・・・。

他の本では、事実・史実の羅列が多いのだが、山川健一の書くストーンズ本には大胆な想像があり、その想像が実際そうであったのではないかと思わせてしまうところがある。それは作家としての能力もさることながら、60年代、70年代、80年代、90年代、新たな世紀をともに駆けてきたこと、その間変わらずにあった尽きることのないストーンズへの愛情が大きく影響していると思う。

今春、ストーンズの来日直前にこの本が出た。自分はこの本を毎日通勤時読みながらipodでストーンズを聞き来日公演に備えた。特に好きなのは“ビジネスマンとしてのミック・ジャガー”のところで今までこれほど肯定的にミックのビジネスが語られることはなかったと思う。

ストーンズを知らない人には是非勧めたい本だ、何故ならストーンズの全体像が掴める上に、それを支えるのがミック&キースの友情であるという重要なファクターを押さえているから。

p.s 今回は本の紹介であったので特別編とさせていただきます。

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2006年9月29日 (金)

清志郎を待ちながら メンフィス/忌野清志郎

Photo_15 来週、10月4日(水)に忌野清志郎の新譜「夢助」がリリースされる。9月26日にフジTVで特集番組をやっていたのでチェック、今回のアルバムは14年振りに、スティーヴ・クロッパーがプロデュース。スティーヴ・クロッパーは5月に投稿したオーティス・レディングのバックを務めていたギタリスト、ブルース・ブラザーズのメンバーとしても有名な人物だ。このアルバム“メンフィス”はオーティスのホームタウン、メンフィスでレコーディングが行なわれ、当然バックはクロッパー率いるオーティスのバック・メンMG’sの面々。このアルバムは清志郎のアルバムの中では音の抜けが抜群に優れており、クロッパーのプロデューサーとしてのセンス、シンプルでタイトなファンキー・ギターは健在、少ない音数で清志郎の歌を引き立てている。清志郎の歌にもMG'sと共演を心より楽しんでいる様子が伺え微笑ましい。来週、このアルバムに似たごきげんなアルバムがリリースされる、それまで僕はこの“メンフィス”を聞く・・・清志郎を待ちながら。

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2006年9月26日 (火)

ええねん/ウルフルズ 謎のホームページ サラリーマンNEO終了にむけて

Photo_14 近年、まれに見るエクスキューズのない笑いを追及したNHKの“謎のホームページ・サラリーマンNEO シーズン1”が今夜をもって終了した。過剰なエクスキューズと予定調和の目につく最近のTVの笑いと違って、何が出てくるかわからず、毎回見るのが楽しみであった。 新しいというよりは、何か違うことを・・・。エンディング・テーマにウルフルズの“ええねん”が使われていることも象徴的な気がする。ウルフルズは関西弁をいかにロック、ソウル・ミュージックに昇華させるかという挑戦をしている極めて少ない土着型のバンドであるからだ。師匠の伊藤銀次のアドバイスでトータス松本の歌を最大限に活かす為にあくまでも歌のイントネーションが基本的に関西弁なっているのか知る由もないが、あくまでも何か違うことをする姿勢、

後悔してもええねん

また始めたらええねん

失敗してもええねん

もう一回やったらええねん

あきらめんなよと明るく励まされる歌詞はやはり標準語で言われるより関西弁で言われるほうがぐっとくる・・・。

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2006年9月24日 (日)

ライク・ア・ヴァージン/マドンナ

Photo_12 今回の“コンフェッションズ・ツアー”でも序盤に披露されたが、マドンナの存在を知ったのはこのアルバムの表題曲“ライク・ア・ヴァージン”だ。時は1984年、中学1年生だったわれわれの間では話題騒然となった。英語は習い始め、今考えるとネイティヴの人達には絶対伝わらないSF級の発音をしていた英語教師(当時は標準タイプ)、おまけに校則で男子はハゲ(坊主頭)、ましてや自転車通学でヘルメットが必要な辺境な土地、“LIKE”という単語に別の意味があるなどと調べる勤勉さもなく、リビドー溢れるチェリー・ボーイズはすっかり勘違いをした・・・「ヴァージンが好き♡」。アメリカは凄い・・・こんなやばい歌詞をきれいなお姉さんが腰をフリフリ、ヒットチャートを席巻している。サンテレビじゃ、ミュージック・トマトでがんがんプロモが流れている。妄想は膨らむばかり・・・。音楽の力の凄さの一つに、一瞬にしてその時代に戻ってしまうフラッシュバック機能があると思うのだが、匂い、空気感等写真などよりも強烈に記憶をフィードバックさせる能力がある。今回のツアーの事を幼稚園来(小・中・高一緒の)つれにメールした。つれからの返信にはやはり「ヴァージンが好き♡」勘違いの件が書かれていた・・・。やはり音楽の力は凄い、あれから22年も経っているのに、このやりとりの間、つれとわしは田舎のチェリー・ボーイズに戻っていた。

P.S 1曲目の物質社会を揶揄した“マテリアル・ガール”も名曲です。

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2006年9月21日 (木)

マドンナ 9・20 コンフェッションズ・ツアー

 Photo_13       昨日は、予定開演時刻を1時間過ぎてからのスタートとなったが素晴らしいショーだった。今日で最終日を向える、今回のツアーは東京でファイナルを飾るだけに練れていて完成されている。鍛えあげられた肉体はしなやかでダンスも緻密に計算されている。ニューアルバム中心の構成となっており、4ビートのディスコビートで満員のドームはさながらダンスフロア状態。矢沢永吉の言葉ではないが“未来をイメージしながら今を生きている人間”にしか出来ない表現力があった。マドンナのショーは初体験で今年48歳の彼女のショーを今後観れるかわからない。(前回は13年前)今や2児の母親となった彼女のショーからは、かつてのSEXYさを強調するだけでない真摯なメッセージがあった。今回が初めてで良かった気がする。やりたい事、表現したい事の制限をつけさせない為に彼女は成功し続けなければならなかった。その何が何でもやり遂げるというスピリットを何十年も維持し続けている。その姿勢は、ストーンズのミック・ジャガーに共通する部分があるが、ソロ・アーティストのマドンナにはミック以上のプレッシャーがかかっているはずだ。そのプレッシャーから逃げることなく真っ向から立ち向かう彼女の姿勢が、今回のショーからも感じとれ素直にそして猛烈に感動している。(星飛雄馬風)

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2006年9月13日 (水)

PARADE/スガシカオ

Photo_11 聞き手にとって色々な解釈の出来る歌詞やきわどい歌詞を、自分で作ったファンクチューンやバラードに乗せて歌う。やはり、本人も言うように同じ土俵で活動しているアーティストはいない稀有な存在だ。そして、20代半ばから作り始めた歌、歌詞の世界にも独特のものがある。会社員を経験している事もかなり影響しているのだろう。挫折を知っている人だけが書けるものがあり、優れた楽曲、ハスキーな声との相乗効果でやたらに染みる。このアルバムのラストチューン“Progress”にこんなフレーズがある、“君と僕の甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・あと一歩だけ、前に進もう”・・・またオヤジ心に響く名曲が誕生した。

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2006年9月 6日 (水)

第2子誕生おめでとう キー・オブ・ライフ/スティーヴィー・ワンダー

Photo_10つれ(友人)に2人目の子供が生まれた。女の子だそうだ。おめでとう!子供が誕生した時の高揚感は、上手く表現することが難しいが、このスティーヴィー・ワンダーの名アルバムにこの高揚感を上手く表現している曲がある。ワンダーを語る上でかかせない、必聴2枚組アルバムのディスク2の頭に収められている「可愛いアイシャ」がそうだ。この曲はスティーヴィが子供(アイシャ)の誕生の喜びを素直に曲に表現したものだ。赤ちゃんの泣き声がイントロ・曲中に入っており、歌詞も至ってシンプル。新しい命の前では、難しい言葉はいらない、素直な感謝の気持ちだけでいい。この曲で披露しているハープのソロもロングトーンが冴えわたっている。スティーヴィーのハープはブルースハープのように音をベントするものではなく、そのなめらかなフレーズはキーボードで奏でられているかのようで非常に特徴がある。そんな事はさておき、この曲を捧げます、お祝いの言葉に代えて、ご家族のご多幸を祈って。

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